ガンバリウスのオタク活動記録

アニメの感想・考察やイベントの感想などを書いています。

天体のメソッド7話「私のなくしたもの」感想

7話「私のなくしたもの」
脚本:久弥直樹
絵コンテ:島津裕行
演出:博史池畠
作画監督:古澤祐紀子、中川洋未




f:id:anime_kousatsu:20141125153200j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125152259j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125152709j:plain




しいはら本舗前でキリゴンとじゃれるノエル。
ふとしたはずみで、キリゴンにケガをさせてしまいます。
ノエルは、これから出かける乃々香たちの誘いを断って、キリゴンと一緒にいると言います。






f:id:anime_kousatsu:20141125153751j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125153810j:plain


乃々香たちは、乃々香の父親に駅まで送ってもらい、電車に乗ります。
3人はどこへ向かうのでしょうか。






f:id:anime_kousatsu:20141125153940j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125154038j:plain


しいはら本舗に残ったノエルは、キリゴンのケガを治そうとしますが、さらに重傷を与えてしまいます。
その様子を見た湊太は、ノエルの手伝いをすることになります。






f:id:anime_kousatsu:20141125154115j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125154240j:plain


乃々香たちは、電車の乗継に失敗し、次の電車が来るまで1時間の足止めを食います。
3人はそこでお昼ごはんを食べることに。
昔の話に花を咲かせますが、乃々香の様子が少しおかしいようです。
目的地が近づくにつれ、乃々香は口数も少なくなっていきます。








f:id:anime_kousatsu:20141125200654j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125200445j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125192907j:plain



3人が向かったのは、乃々香の母親のお墓でした。
乃々香は、大好きな母親の死を受け止めることができず、母親のことを思い出すのを止めてしまいます。
それに伴い、乃々香は、霧弥湖町でのことも忘れてしまったのでした。
こはるや柚季に背中を押され、乃々香は、(再び)母親の死と向き合う覚悟を決めます。






f:id:anime_kousatsu:20141125194208j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125200831j:plain



乃々香が心の準備をしている間に、柚季とこはるが乃々香の母親の墓へ向かうと、そこには汐音の姿がありました。
しかし、汐音は乃々香とは話さずにその場を去ってしまいます。
汐音が来ていたことを柚季とこはるから知らされた乃々香。
汐音が去って行った方向へ、今夜湖に集まってみんなで一緒に星を見ようと呼びかけます。






f:id:anime_kousatsu:20141125201016j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125201103j:plain


乃々香は、父親からの誕生日プレゼントを墓前に供え、また来ること、ありがとうの言葉を母親に伝えます。






f:id:anime_kousatsu:20141125201938j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125201956j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125202439j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125203204j:plain


一方、ノエルと湊太は試行錯誤の末、キリゴンの治療を完了します。
キリゴンの立て看板は、柚季が下絵を描いて、湊太が板を切って、こはると3人で色塗ってみんなで一緒に仕上げた特別なものだったのでした。
そこへ、乃々香たちがお墓参りから帰ってきます。
乃々香は、一足先に湖に向かって汐音に会いに行きます。






f:id:anime_kousatsu:20141125203610j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125203711j:plain


ここで、回想シーン。
乃々香と汐音が友達になるのきっかけをくれたのは乃々香の母親で、2人は一緒に流星群を見る約束をします。






f:id:anime_kousatsu:20141125204022j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125204041j:plain


乃々香が湖に着いたとき、汐音の姿はありませんでした。
ノエルや柚季、こはるが後からやってきます。
そして、ノエルは、乃々香に、「一緒に流星群を見たかった」という汐音の伝言を伝えます。




7話終わりましたあああああああ!!!
まさかの特殊ED!
不意打ちすぎてやられてしまいました…


7話は、今まではっきりとは語られていなかったことが明かされた重要な回でした。
乃々香の記憶障害の理由、汐音との約束(今回で確定したと思うのですが、どうでしょう?)、キリゴン看板の誕生秘話(重要になるかどうかは展開次第)です。


また、ノエルと湊太の会話について気になった人も多いと思います。
湊「なんでこはるたちについて行かなかったんだ?誘われたんだろ?」
ノ「遠くだから。遠くだと円盤が見えないから」
湊「そんなこと言ったらこの町から出られないじゃないか」
ノエルの行動範囲は、円盤の見える範囲ということになるのでしょうか。
実際、ノエルがこれまで乃々香の通う隣町の中学校について行くといった描写はありませんでした。


そして、汐音は乃々香の母親の死を知っていたのかという疑問も残ります。
古宮家のお墓の左後ろに戸川家のお墓があることが確認できるので、2人は親戚であり、すでに汐音は乃々香の母親の死を知っていたということになるのでしょうか。
もしくは、柚季やこはるたちから今回のお墓参りの誘いを受けた際に知ることになったのでしょうか。
次回以降明かされていくのか気になるところです。


さて、7話での注目シーンを挙げるとすると…
母親のお墓が近づくにつれて、乃々香は口数も少なくなっていき、何か思いつめた様子でいます。
それを感じ取った柚季とこはる。
母親のお墓の位置を父親に確認しようとする乃々香に対し、柚季は、「乃々香は何も心配しなくていいから」といって道案内を引き受けます。
そのような柚季の意図を把握しつつ、こはるは乃々香を安心させようと乃々香と腕を組みます。
こういったことが自然にできる関係こそ「本当の友達」なんでしょうね。

f:id:anime_kousatsu:20141125204724j:plain

f:id:anime_kousatsu:20141125204758j:plain



あと、乃々香の父親は仕事があると嘘をつき、お墓参りを娘の乃々香に譲りましたね。
お調子者に見えますが、しっかりと娘のことを考えている素晴らしい父親です。


次回は8話です。
みんなが求めてやまない汐音のデレは来るのでしょうか。
楽しみにしたいと思います。