天体のメソッド9話「さよならの意味」感想
9話「さよならの意味」
脚本:久弥直樹
絵コンテ:島津裕行
演出:熨斗谷充孝
作画監督:向川原憲
汐音は、乃々香に、「一緒にはいられない」と告げます。
そして、「昔のあのときみたいにみんなで一緒にやろう」という乃々香の呼びかけにも耳を貸さず、その場を去ってしまいます。
汐音が昔のように仲良くできないのは、自分のせいと言う乃々香。
柚季は、汐音は照れてるだけだと言います。
なぜなら、柚季は、汐音に、乃々香のことが好きなのか嫌いなのか聞いており、汐音の答えは「そんなの決まってるでしょ」というものだったからです。
乃々香は、汐音のこと信じてるから大丈夫と言います。
汐音は天文台に向かい、ノエルに会いに行きます。
そして、ノエルに、願いを叶えたら円盤はどうなるのかを尋ねます。
ノエルは、乃々香たちに呼ばれたときと同じように、円盤は願いを叶えたらまた新しい願いに呼ばれて行くと答えます。
乃々香が家に帰る途中、ノエルがチケットをもらいにやってきます。
ノエルは、円盤のことは大丈夫になったから、プラネタリウムに行くと言います。
次の日、乃々香が学校へ行くと、クラスメートが北美祭の準備を手伝ってくれています。
みんなはこはるの呼びかけで集まってくれたのでした。
汐音がノエルに北美祭のチケットを渡したことを知った乃々香は、汐音が来てくれることを信じ、準備に気合いを入れます。
一方、汐音は父親の元に引っ越す準備をしているようです。
着々と北美祭の準備が進んでいきます。
北美祭の前日、乃々香たちは、みんな揃ったら、昔みたいにこはる家の円盤まんじゅうで盛大に打ち上げをしようと話し合います。
その夜、柚季は呼び込み、こはるは円盤まんじゅうの用意をします。
汐音は、引越しの荷物整理をしている際、『ぼくらの知らない不思議大百科』(矢澤純一郎監修)を見つけます。
そして、7年前に乃々香たちと円盤を呼ぶ相談をしたときのことを思い出します。
天文台のドームの上にいるノエル。
「こはると柚季と湊太が、にっこりになって、汐音がにっこりになって、これがみんなの願い」とつぶやきます。
ここで、円盤を呼んだときの回想。
円盤を呼ぶためには、みんな何か願い事を思い浮かべる必要がありました。
そうすると、強い気持ちにひかれて円盤がやってくるそうです。
他人に話したら叶わなくなるかもしれないので、5人はそれぞれの願い事を思い浮かべて、円盤を呼ぼうとします。
北美祭当日、ノエルを連れて、乃々香たちは学校に向かいます。
こはるや柚季、湊太がプラネタリウムの展示の仕事を引き受けてくれたので、乃々香はノエルと一緒にお店を回ります。
しばらくして、乃々香が柚季たちのもとに戻ると、湊太から、汐音は欠席になってることを知らされます。
乃々香は汐音の家に向かい、その途中で汐音を見つけます。
乃々香は、汐音に、「私はみんなとノエルと一緒にプラネタリウムを、流星群を見たいの。昔みたいに一緒に遊んだり、おしゃべりしたり、笑ったりしたい」と伝えます。
汐音は、乃々香に、「私はあなたと違って、できもしない約束もしなければ、期待させるようなことを言いもしないわ。さようなら、古宮さん」と言って、その場を去ります。
乃々香の帰りを待つ柚季たち。
ノエルの姿が見当たらないことに気づきます。
そのことを知らされた乃々香。
あたりを見渡すと、ノエルが気を失うのを見つけ、慌てて駆け寄ります。
9話が終わりました!
汐音は、ノエルが消えるくらいなら自分が身を引くという選択をしたのですね。
ノエルのことについては、乃々香と話し合って解決してもいいと思うのですが、これからどうなっていくんでしょうか。
文化祭のノエルはかわいかったですね!
ラジオでも言ってましたが、チケット5枚で入場しようとするところなんか堪らなかったです!
その分、みんなで仲良く一緒にプラネタリウムを見れないノエルは、とても悲しそうでした。
そして、ラストはノエルが倒れてしまうという終わり方。
続きがとても気になります!