天体のメソッド12話「円盤のない街」感想
12話「円盤のない街」
脚本:久弥直樹
絵コンテ:島津裕行
演出:橘 正紀
作画監督:古澤祐紀子
乃々香が霧弥湖町にやってくるところから始まります。
これは、1話の冒頭のシーンと同じです。
しかし、父親の「覚えているか」という質問を聞き、乃々香はこれまでのことを思い出します。
父親はノエルのことを覚えていないようです。
トンネルを抜けて空を見上げると、そこに円盤はありませんでした。
乃々香はしいはら本舗の前で車を降り、こはるに会いに行きます。
しいはら本舗に円盤に関連する物が見当たりません。
こはるもノエルや円盤のことを覚えていませんでした。
乃々香が去った後、こはるのところに湊太がやってきます。
こはると湊太の会話から、7年前に5人は円盤を呼びますが、円盤は来なかったということが分かります。
乃々香は柚季を見つけて話をしますが、柚季もノエルや円盤のことを覚えていません。
乃々香は汐音の家を訪ねますが、そこに汐音は住んでいませんでした。
自分以外に円盤を知る者がおらず、途方に暮れる乃々香。
乃々香は天文台へと向かいます。
しかし、天文台は寂れており、ノエルの姿はどこにもありませんでした。
円盤は消えたのか、それとも最初から来なかったのか。
乃々香は、あのときノエルは泣いてたんだから、このままでいいわけはないと考えます。
始業式ということで、乃々香は学校に行きます。
放課後、乃々香は天文台のことで話があると言って、柚季、こはる、湊太を集めます。
そのとき、乃々香は、汐音が小学校の頃に遠くに引っ越していったことを知ります。
乃々香は柚季たちに円盤やノエルのことを詳しく話します。
しかし、乃々香はみんなから信じてもらえません。
乃々香は、もし自分だけしかノエルのことを覚えておらず、自分がノエルのことを忘れてしまったら本当に消えてしまうかもしれないので、ノエルのことを動画に残します。
柚季、湊太、こはるは何か足りないもの、なくしたかもしれない大切なものがあることに気付きつつも、それが何であるのか思い出せないようです。
乃々香は空に向かって叫びます。
「会いたいよ…ノエル、あなたに会いたいの!お願い出てきてよ!もう一度ニッコリ笑ってよ!ノエルー!」
本当に全部夢だったのかもしれない、ノエルはいないかもしれないと乃々香が思い始めたそのとき、汐音が現れます。
乃々香「汐音」
汐音「久しぶりね」
乃々香「うん、7年ぶりかな。覚えてる?子供の頃ここで…」
汐音「わたしが覚えているのは…」
乃々香「えっ」
汐音「わたしが覚えているのは、流星群の夜に見たあの子の涙」
汐音「あの子が、ノエルが好きなのはそんな顔じゃないでしょ」
乃々香「うん、うん」
12話終わりましたね!
全く予想外の展開でした
ノエルがいなくなったその後を描くのかと思いきや、時間が巻き戻ってしまうとは…
乃々香だけがノエルや円盤のことを覚えていて、他のみんなは忘れているという状況は、これまでの話とは対照的です
そして、今までのことは夢だったんじゃないかと思い始める乃々香のところにやってくる汐音
乃々香が汐音もノエルのことを覚えていることを理解するまでの間、泣き出す々香の表情、汐音に言われて笑顔に戻る乃々香
ここのシーンは全てが本当に素晴らしかったです!
さて、次回が最終回です
放送終わっちゃうのが辛すぎる…
はたしてノエルはもどってくるのでしょうか
乃々香はやればできる子!